毎ブラ322:雑感

 ちょっと前に、「ブラインドサッカーは視覚障害者も取り組めるスポーツです」と紹介しているメディア関係者のブログが、ツイッター上でけっこうRTされていた。いやいや、もともと視覚障害者のスポーツなんで、「視覚障害者も取り組めるサッカーです」ならわかるけど、その言い方はないだろう。それを言うなら「晴眼者もアイマスクを着用して取り組める障害者スポーツです」でしょ?——と思うのだが、ツッコミを入れる人間は私ぐらいしかいない。

 あと、「フィールドプレーヤー4人、GK、監督、コーラーの7人がコートに入る」と書いているメディア関係者のブログもかなりRTされていた。監督とコーラー(ガイド)はコートの外から指示を出すんだが、これも私ぐらいしか指摘しない。もう、そういうの、ほっといたほうがいいんですかね? せっかくブラサカの情報を広めてくれてるのに、いちいち細かいことを指摘する私のほうがどうかしてるのかな?

 ブラインドサッカーを「広める」ことに熱心な人はたくさんいるので、私はどっちかというと理解を「深める」のが自分の役回りだと思っている。もちろん自分自身の理解も含めて。だからあやふやな情報が広まるのはイヤなんだけど、なんだか最近、ほんとに余計なことをしてるような気がしてる。情報源に確認のための質問をしてもスルーされたりするし。こっちだって、べつに楽しくないし。小姑みたいで感じ悪いし。人の書くことは、だいたい合ってりゃいいことにすっか。
by deepriver1964 | 2014-10-01 23:12