毎ブラ301:ファウルが心配

 フランス遠征については、選手やスタッフがいろいろな形で報告している。それを見聞きしていて気になったのは、審判の判定基準のこと。たとえばガイドの藤井潤さんが担当した回の代表ブログ:フランス発『風をつかもうVol.3』を読むと、今大会の審判団は、かなり激しい接触プレーでも簡単にはファウルを取らなかったようだ。もしどの国際大会もそうであるなら、なるべく国内の試合もその基準に揃えたほうがいいだろうとは思う。でも、危険防止という観点からすると、世界トップレベルの代表戦と関東リーグのような国内大会を完全に同じレベルで裁くわけにもいかない。なかなか匙加減が難しいところでしょうね。

 あと、簡単に笛を吹かない審判団だったにもかかわらず、日本チームはとくにフランス戦でファウルが多かったような印象がある。実際、後半には第2PKを2つ与えたと記憶しているから、ファウルは5つあったのだろう。まあ、そのフランスもアルゼンチン戦では前後半それぞれ3本ずつぐらい第2PKを与えたらしいので、日本だけが特別に多いというわけでもないんだが、いままでも国際試合では第2PKで痛い目にあってきたので、心配なんですよねぇ。アジアパラや世界選手権の審判団の基準が今回と同じともかぎらないし。やたら笛を吹くタイプだと、ますます第2PKリスクは高まってしまう。そのへんの対策をどうするのか(対策が必要なのかどうかも含めて)監督やコーチ陣や選手たちに聞いてみたいっす。

 
 
by deepriver1964 | 2014-09-10 23:41