毎ブラ2-012:ブラインドサッカー日本選手権1日目

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 14チームを4組(4・4・3・3)に分け、3つのコートを使ってのグループリーグ。正直、取材者泣かせである。全体のことはとてもじゃないけど把握できません。

 私が見た範囲で予想以上に良い戦いぶりだったのは、大阪ダイバンズ。選手が足りず、大会前に埼玉T.Wingsから山口をレンタル移籍(?)させて出場したわけだが、もともと山口はダイバンズの主力だったので福本とのコンビネーションはバッチリだし、前線の池田と上田も好調。とくに昨年のこの大会で彗星のごとく登場した晴眼ストライカー上田のシュートは破壊力抜群である。埼玉と2-2で引き分けると、「6点差で勝てば1位通過」となる長野戦でドカドカと7ゴールを強奪してみせたのだった。コーラー風祭のダミ声と相まって、どえらい迫力。大阪の名門、久々に大会を賑やかしてくれている。山口を貸して同組でやられてしまった埼玉はちと気の毒だったが、代表合宿で脚を痛めた加藤が元気にプレーしていたのは安心した。

 もう1チーム、目を引いたのは、ナマーラ北海道。立ち上がったばかりのチームで、どれだけやれるのか少し心配していたのだが、なかなかどうしてよく鍛えられていた。敗れたとはいえハッサーズ相手に0-1、ブエンカンビオ相手に1-2は大健闘。私もいちおう道産子なので、今後の成長に大いに期待したいところである。

 きのう書いた「Voy」の発声については、やはりまだ声が小さい&遅い印象を受けたけれど、折りに触れて「声を出しましょう」と促していた審判団の配慮はすばらしいと思いました。明日も続けていただきたいです。
by deepriver1964 | 2015-07-11 22:30