毎ブラ261:フェンス際のルール変更

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 つくば合宿で関係者から聞いたところによると、最近、ブラインドサッカーB1クラスのルールが少し改訂されたらしい。私が聞いたのは、サイドフェンス際のプレーに関するもの。正式な文言は調べてなくて申し訳ないが、守備側が2人以上でボールホルダーを挟み込んだり包囲したりすると反則になるらしい。

 写真は2011年アジア選手権の日本対韓国(3位決定戦)。この大会の韓国チームはこうして2~3人で相手を潰すシーンが目立った。この写真でもコムスビ君の圧力を受けまくっている佐々木ヤスさんは、大会後に「どんだけ相撲を取らされたかわかりませんよ」と苦笑していたが、今後こういうことはできなくなるということだろう。

 というか、この大会のときも日本チームは「これはオーケーなのか?」と審判に問いただしていた。日本が最初にIBSA関係者からルールを教わったときは、「フェンス際で進行方向を塞いじゃダメ」と言われていたからだ。だとすれば今回の改訂は、運用がグダグダになっていたルールを本来のあり方に戻したということかもしれない。いずれにしろ、こういうボクシングのクリンチみたいなプレーは、試合の流れを停滞させるし、見ていても面白くないので、禁止されるのは歓迎である。
by deepriver1964 | 2014-08-01 20:17