毎ブラ149:電子書籍版『闇の中の翼たち』発売

 今日は私の父の80歳の誕生日なのだが、そんなことよりも大事なのは本の宣伝だ。ああそうさそうだともそうに決まってるじゃないか。
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 写真はKindle版ですが、もちろんAmazon以外でも取り扱っております。下記の幻冬舎のページの左下に取り扱い書店リストがありますので、ご参考にしてください。

 闇の中の翼たち ブラインドサッカー日本代表の苦闘 | 株式会社 幻冬舎

 電子書籍は著者も見本とかもらえない(というか見本というものが存在しない)ので、すでに自分でもKindle版をダウンロードして少し読み始めたが、あまりに久しぶりだったので、私でさえ「へえ〜」と思うことが少なくない。たとえば「はじめに」には、〈日本のブラインドサッカー関係者は、何の指導マニュアルもなく、下地もまったくない状態で、一からこの競技を作り始めた。初期の指導者たちは、「これでサッカーになるのだろうか」と何度も頭を抱えた〉などど書いてあって、まあ、私が書いたんだが、「なるほどなぁ」と思うじゃないですか。そんなに大昔の話じゃないのに、隔世の感がある。

 そんな感じで、初版刊行は2009年6月のためやや古くなっているところはあるものの、それだけに、このサッカーの原点のようなものが垣間見えるはず。いま読んだ人がどんな感想を抱くのかが楽しみです。もちろん、現在の代表選手たちも多数登場。ブラインドサッカーに関心を持つすべての人々に読んでいただきたい。
by deepriver1964 | 2014-04-11 11:50