2013年 11月 23日
毎ブラ010: ファウルあれこれ
では何が直接で何が間接なのか。直接フリーキックになるファウルはおおむねふつうのサッカーやフットサルと同じだが、ブラインドサッカー独自のものとしては、ノースピークのほかに、たとえば「故意に沈黙を破る」という謎めいた反則があるそうだ。なんだそれは。よくわからない。たぶん見たことないと思う。
それとは別に「相手を惑わすような言葉や音を出す」という反則もあるので、「沈黙を破る」がどのような状況で何をすることを想定しているのかますますわからない。まさか「私語厳禁」ということなのか? 教室なのかそこは。誰とは言わないが、どこにいても沈黙に耐えられず無駄に喋る場面の多い選手のことが心配だ。
ともあれ、「ノー沈黙」のファウルについてはさらなる宿題とさせてください。あと、監督やコーラーやGKがガイドエリア外に指示を出すのも直接フリーキックになるので気をつけましょう。
間接フリーキックになる反則の中でブラインドサッカー独特なのは、まず、サイドフェンスの上部を手でつかむこと。きのう「両手で」と書いたが、片手でもダメなようだ。
あと、これはフットサルでもそうなのかどうか知らないが、コーナーキックやフリーキックなどを4秒以内に蹴らないと反則。逆に言うと笛が鳴ってから4秒は蹴らなくてもよいので、これを逆手に取って、ボールが動く前に突っかかってきた相手がファウルを取られる、というのを日本チームがやるのを見たことがある。
また、ボールホルダーが4秒以上、無音でボールを押さえるのも反則である。このあたりの反則も第2PKに関わってくるような気がしてたが、そうではないのですね。
それからこれは気づいてなくて失礼したが、現在、関東リーグの試合では、両チームのファウルの数を示すダルマ落とし風のモノ(あれ何て名前なんだろ)を置いているとのこと。サイドフェンスがあるので観客には見えにくいらしいが、両チームのベンチからは確認できるそうです。
by deepriver1964
| 2013-11-23 11:44